【バイナリーオプション】ゴールデンクロスとデットクロスを狙え!だましには注意
ゴールデンクロスとデットクロスという言葉をご存知でしょうか?
これは市場を見極める上でとても役に立つので、知っておくと有利です。バイナリーオプションでも意識するべきサインです!
今回はゴールデンクロスとデットクロスについて、初心者の方にも分かりやすく記載します!
ゴールデンクロスとは?
まずはじめに、ゴールデンクロスとは何でしょうか?
これはチャートを使用した時に現れる現象のことで、分析に使われます。
簡単にひとことで言うと、
ゴールデンクロス=株価上昇のサイン
です。
下の図を見て下さい。
この図は、
・黄色の線⇒75日移動平均線
・青色の線⇒25日移動平均線
です。
白丸の部分を見ると、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けているのが分かります。
この交わった部分のことを、ゴールデンクロスと呼びます。
ゴールデンクロスは、上昇トレンドと言われており、いわゆる「買い」のサインとなります。
デットクロスとは?
次に、デットクロスとは何でしょうか?
こちらも簡単にひとことで言うと、
デットクロス=株価下降のサイン
です。
下の図を見て下さい。
この図は先ほどと同様、
黄色の線⇒75日移動平均線
青色の線⇒25日移動平均線
です。
白丸の部分を見ると、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けているのが分かります。
この交わった部分のことをデットクロスと呼びます。
デットクロスは、下降トレンドと言われており、いわゆる「売り」のサインとなります。
活用方法
ゴールデンクロスとデットクロスについて、基本的なことが分かったと思います。
ゴールデンクロスとデットクロスは、目視でも分かりやすいのでバイナリーオプションで分析する際に使いやすいです。
ゴールデンクロスが発生したら上昇する可能性が高い、
デットクロスが発生したら下降する可能性が高い、と意識してその後の取引をすることが出来ます。
バイナリーオプションでの活用方法と書きましたが、ゴールデンクロスとデットクロスはあくまでも目安です。
他のツールも使用しながらより精度を高くしていく必要があると思います。
気をつけること、だましに注意
バイナリーオプションでゴールデンクロスとデットクロスを使用して取引をする際に気をつけたいことがあるので記載していきます。
ここまでで分かる通り、ゴールデンクロスとデットクロスは非常に分かりやすいです。
そのため、このサインだけを信じてしまうのは危険です。
「だまし」と呼ばれるものがあります。
これは、簡単に言うと、ゴールデンクロスが出たのに上昇しない、むしろ下降した!
デットクロスが出たのに下降しない、むしろ上昇した!という現象のことです。
ゴールデンクロスやデットクロスは、そろそろ発生しそうだな・・・というのが非常に分かりやすいです。
発生する前にはじょじょに短期の移動平均線が長期の移動平均線に近づいていくからです。
そうなると、こう考える人がいてもおかしくありません。
「そろそろゴールデンクロスがきそうだな・・・ゴールデンクロスがくればきっと買う人がたくさんいる。
だったらゴールデンクロスが出る前に買っておけば、ゴールデンクロスの後の株価上昇で稼げるかもしれない!」
こんな人たちが、ゴールデンクロスが起こる前に買うのです。
こうなると、この人たちにとってはゴールデンクロスは絶好の売り時になるのです。
このようなことが起こるので、ゴールデンクロスを上昇のサインとして信じすぎるのも危険です。
じゃあどうすれば良いんだ!という声が聞こえてきそうです。
ゴールデンクロスとデットクロスにもだましが存在する、ということを認識した上で
バイナリーオプションを攻略するには、
サインが出たからといってすぐに動かない
ことが大事です。
例えば、ゴールデンクロスが起こったからといってすぐに買うのではなく少し様子を見ます。
そのまま上昇すれば流れにそって買う、下がれば買わない。という方法です。
非常にシンプルですが、だましにあう確率は下がります。
ローリスクなのでローリターンにはなるかと思いますが、初心者にはおすすめの方法です。
まとめ
今回はバイナリーオプションで使える、ゴールデンクロスとデットクロスについて理解出来たと思います。
バイナリーオプション初心者の方は色々なツールがありすぎて最初は混乱してしまうこともあるかと思いますが、
今回紹介したゴールデンクロスとデットクロスはかなり分かりやすいのでぜひ意識してみると良いと思います。
ただし、どんなツールもあくまで分析の目安だということを忘れないようにしましょう。
ツールを盲信して調子にのると、大きな失敗をしかねません。
分析ツールは他にもたくさんありますので、色々と調べてみて、そして実際に使用してみて
自分の取引スタイルに合ったものを見つけましょう。
そして取引に慣れてきたら、色々なツールを組み合わせて総合的に判断が出来れば更に良いでしょう。
色々なサインを見て今後の相場の流れを予想する癖をつけていきましょう!