バイナリーオプションで参考になる経済指標3つとその見方
トレード(バイナリーオプション、FX、株)の世界では投資方法に2種類あります。
- テクニカル:過去のデータを分析してチャートやツールを用いて上がり下がりを分析し投資する手法
- ファンダメンタルズ:世界の経済状況をみてどれくらい上がるか下がるかを分析して投資する手法
バイナリーオプションは2択のため確率統計論でトレードすれば稼ぎやすいと、このブログ内では記載してます。このブログで記載している確率統計論はテクニカルに当たります。
テクニカルだから経済状況知らなくても良いか?ファンダメンタルズだからチャートやツールを使わない?そんなことはありません。どちらの手法を選ぶにしても全て知っておく必要があります。
このブログでは世界の経済状況を知るための経済指標の見方やオススメサイトについて記載していきます。
Contents
なんで経済指標が必要なの?
バイナリーオプションは掛け金やトレード時間が事前にわかるので、このブログではテクニカルを推奨しております。とはいえチャートやインジケータだけをみてれば勝てるかというとそういう訳ではありません。
大統領選や発言などの歴史にないイレギュラーが定期的に起こるためです。テクニカル分析の際のイレギュラー時は過去の分析が役に立たないのでトレードはしない方が無難です。
なので、今回はイレギュラーを知らせてくれる経済指標がわかるサイトや見方を記載していきます!見方もわかれば負けない投資もでき、ファンダメンタルズの理屈も理解できるようになるのでぜひ参考にしてください。
テクニカル分析では、、
テクニカル分析では経済指標と別に以下の時間帯を避けること。
もしくは雇用統計発表や要人発言の時間の前後30分はトレードしないようにしましょう!
09:30
16:30
21:30
はマーケットオープンなど市場が通常と違い荒れやすい時間帯なので、避けた方が無難だと思います。
経済指標で先ず抑えるポイント
経済指標をみるといっても最初は何を見れば良いかわからないかと思いますので、重要な指標としてここは外しては行けないポイントを以下にまとめます!
米国雇用統計
その中で特に非農業部門雇用者数・失業率について注目されています。
何故大きく関心を集めるかと言いますと、、
- 発表頻度が高い(毎月定例的に発表)
- 対象の幅が広い
- 発表の時期が比較的早い
という注目されやすくなる3点を唯一、非農業部門雇用者数が抑えているからです。
米国雇用統計の発表の前後30分は影響がでるため、テクニカル分析でトレードする場合はこの時間は避けましょう!
【米国雇用統計発表時刻】
日にち:毎月第一金曜(場合によっては第二金曜)
時刻 :午後9:30(米国冬時間の際は午後10:30)に発表
GDP(国内総生産)
GDPはほとんどの国で発表されている各国の経済規模を計る重要な指標になります。
またGDPは同じ時期の数値が複数回発表されることも大きな特徴です。
◆英国、米国、ユーロ圏
四半期ともそれぞれ速報値、改定値、確報値と約1ヶ月毎に3回発表されます。
◆仏、独
四半期とも、それぞれ速報値、確報値と2回発表されます。
(速報値から約2~4週間後に確報値の発表になります。)
◆日本
一次速報、二次速報(一次速報から約1ヶ月後の発表)と2回の発表になります。
最も注目されやすいのは最初の速報値ですが、他の発表でも事前予想と大きく異なる場合では為替相場が動くのでGDPは注意して見る必要があります。
【GDP(国内総生産)の発表時期】
四半期(3ヶ月)毎に発表(カナダのみ毎月発表)
【要人発言】
要人発言とは聞き慣れないかと思いますが、国の経済政策を担っている関係者や金融政策に関わっている各国の中央銀行の総裁や関係者の発言を指します。要人発言から各国の景気の現状や見通し、今後の金融政策がわかるのでそれが結果として相場が動きやすくなります。
特に注意するべき要人発言
以下の要人の発言は為替相場が大きく動く可能性の高いので発言に注意しましょう。
【各国中央銀行】
- 日本銀行:総裁、副総裁
- 米連邦準備制度理事会(FRB):議長、理事
- 欧州中央銀行(ECB):総裁、理事
- 財務大臣、長官
- 財務官:円売り買いの介入実施権限あり
経済指標サイト
わかりやすく重要な経済指標サイトです。下記サイトのうち2つに気を付けてれば十分に情報は入ってくると思います。
見るポイントとして、、
- ☆3個の指標があれば前後30分はNG
- ☆2個以上が2個以上(複数サイト込)の時間帯は前後30分はNG
- 中央銀行や大統領などの要人の発言は注意
筆者は上記は最低限気を付けております。
※みんなの外為はYahoo!や楽天の☆2個=☆4個、☆3個=☆5個としてます。
各経済指標サイトの特徴や詳しい見方
上記に3つのサイトを記載しましたが、内容の見方の詳細や各サイトの特徴をまとめていきます。
Yahoo!ファイナンス:経済指標
こちらは言わずもがな有名検索エンジン(Yahoo!)が母体の経済指標です。細かい情報や過去のデータを参考にしやすいことや検索すれば詳しい使い方も出てくるので大変使いやすいものになっております。
対象国が14カ国で多いことや対象国毎に経済指標を絞ることが可能なので各々にあったトレード向けの経済指標活用が可能です。
※対象国:日本、米国、ユーロ、ドイツ、フランス、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、カナダ、南アフリカ、シンガポール、香港、中国
またYahoo!ではFX・為替部門や株価予想などコンテンツが豊富なのでバイナリーオプション以外でもお世話になることでしょう。
楽天証券:決算・経済カレンダー
こちらもみなさんご存知の楽天が母体の経済指標サイトになります。
楽天証券が提案しているサイトでFXやバイナリーオプションを行っている人には大変使用しやすいものになっております。
みんなの外為
みんなの外為は「みんなの株式」が元会社になっております。「みんなの株式」は「みんなのバイナリーオプション」や「みんなのFX」などトレード関係に精通しているトレイダーズ証券に帰属していて国内の業者では最大手です。
そのような会社が大元になっているのでトレーダーにもわかりやすく見やすい仕様になっております。
まとめ
今回、経済指標サイトについて上記3つのサイトをまとめましたが、正直テクニカル分析でトレードするにはほとんど差はありません。
若干、傾向が異なるのと経済指標によって記載されていることが変わってくるので一つの経済指標サイトに頼るのは良くないと思い3つのサイトを載せました。
→筆者はYahoo!と楽天の2つのサイトを活用しております。
実際の見方としては最初にまとめたように、、
- チャートが普段と違う動きになるタイミングでは投資しない
- マーケットオープンなど予測がしにくいタイミングはトレードしない
といったように、基本はマイナスにならないように参考にするものが経済指標になります。
もちろん、ファンダメンタルズ分析であれば経済指標を見てどっちに触れるか予想するのでトレードの仕方は変わってきます。
経済指標やチャートが見れるようになれば、バイナリーオプションはもちろんFXにも活用ができます。応用していけば株や最近話題の仮想通貨などの参考にもなるのでしっかり勉強していきましょう。