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【バイナリーオプション】ボリンジャーバンドとRSIの活用法

 2018/01/10 基礎講座   5,281 Views

ボリンジャーバンドはトレンド系で人気のインジケーターです。

今回は、バイナリーオプションで有効なボリンジャーバンドとRSIとの組合わせ方などを記載していきます!

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドとは、移動平均線の上下に値動きの幅を表す線を加えた指標のことです。

ボリンジャーバンドは、移動平均線が中心になります。

株価は上がったり下がったりを繰り返していますが、その値動きは移動平均線のあたりを上下していることが多く、移動平均線から大幅に離れることはないと言われています。

これがボリンジャーバンドの基本的な考え方です。

ボリンジャーバンドの設定方法

今回はMT4でのボリンジャーバンドの設定方法を記載していきます。

 

設定方法は簡単です。

「挿入」⇒「インディケータ」⇒「トレンド系」⇒「Bollinger Bands」をクリックして下さい。

MT4でのボリンジャーバンドの設定方法

 

次にその他の設定です。

変更をするとすれば「偏差」と「スタイル」だと思います。

初期設定では偏差は「2」になっています。偏差とはσの値のことです。

「スタイル」では線の色や形状、太さを選択出来ます。

MT4でのボリンジャーバンドの設定方法 スタイル

 

これで設定は完了ですが、バンドを増やしたい場合は、

もう一度挿入からボリンジャーバンドを選択し、偏差を「3」に設定してOKを押して下さい。

そうすると3σのバンドが設定出来ます。

4σ・5σと設定も出来ますが、通常は3σまでで使用している人が多いと思います。

ボリンジャーバンドの見方

ボリンジャーバンドは通常3本の線で構成されていて、中心は移動平均線、その上の線を「1σ」その下の線を「-1σ」と呼びます。

3本だけでなく、上下3本ずつの±3σ表示で使うこともあります。「σ」の読み方は「シグマ」です。

株価の動きは、このボリンジャーバンドの範囲内を推移することが多いとされています。

ボリンジャーバンドの見方(バイナリーオプション)

ボリンジャーバンドでは、

・±1σに納まる確率⇒68%

・±2σに納まる確率⇒95%

・±3σに納まる確率⇒99%

です。これを知っておくとトレードに役立ちます。

ボリンジャーバンドの動きの種類

ボリンジャーバンドには、いくつかの基本的な動きがあるので記載しておきます。

①スクイーズ

バンドの幅が狭くなる動きのことです。

スクイーズとは日本語で絞るという意味の単語で、その単語の通り絞るようにバンドの幅が狭まる動きのことを指します。

スクイーズの時は価格の動きは少ないので、様子見の期間にしましょう。

②エクスパンション

バンドの幅が広くなる動きのことです。

エクスパンションとは日本語で拡張という意味の単語で、その単語の通りバンドが広がる動きのことを指します。

ボリンジャーバンドはスクイーズとエクスパンションを繰り返しているのです。

③バンドウォーク

これは、エクスパンションが起こっている時と同時に価格が±2σに沿って動いている状態のことを指します。

頻繁には現れませんが、バンドウォークが現れた時はサインを見逃さないように、気を張りましょう。

 

この3つが基本的な動きの種類なので覚えておきましょう。

ボリンジャーバンドの活用法

ここからはバイナリーオプションでのボリンジャーバンド活用法を記載していきます。

レンジ相場の場合

ボリンジャーバンドが中心に集まっているレンジ(ボックス)相場の場合は、逆張りを狙う方法が有名です。

・価格がボリンジャーバンドの2σにタッチしたら「LOW」エントリー

・価格がボリンジャーバンドの-2σにタッチしたら「HIGH」エントリー

という方法です。

逆張りを狙う時の注意点

ボリンジャーバンドを活用してバイナリーオプションで逆張りを狙う際に注意してほしいのは、タイミングです。

例えば30分取引の場合に、開始5分でポイントを見つけたとしましょう。

その時点でエントリーをしてしまうと、残り時間がまだ長いため

その間に別のポイントが見つかる可能性が高いのです。

なので、ボリンジャーバンドで逆張りを狙う際は、判定時間が短い取引をすることがおすすめです。

ボリンジャーバンドとRSIと組み合わせて攻略

バイナリーオプションの攻略方法でボリンジャーバンドとRSIを組み合わせる、という方法をよく目にすると思いますが、なぜRSIが良いのでしょうか?

 

上記で記載した通り、ボリンジャーバンドは逆張りに有効です。

RSIも逆張りの手法に有効なツールなので、ボリンジャーバンドのサポートツールとして活用出来るのです。

考え方はいたってシンプルです。

RSIで反転のシグナルが出ていて、同時にボリンジャーバンドでも反転のシグナルが出ていたらエントリーをする、それだけです。

(バイナリーオプション)ボリンジャーバンドとRSIの組み合わせ

図の白丸の部分がサインが出ています。

更に簡単に言うと下記のようになります。

  • 3σにタッチ+RSIが70%以上⇒LOWエントリー
  • -3σにタッチ+RSIが30%以下⇒HIGHエントリー

 

この手法は、レンジ相場で効果を発揮する手法です。

レンジ相場が発生しやすい午前中の取引で試してみることをおすすめします。

バイナリーオプションで有効なインジケーターは山ほどありますが、その中でもこのボリンジャーバンドとRSIの組合わせがシンプルで分かりやすく使いやすいのではないかと思います。

多くのトレーダーに人気の組み合わせです。

RSIと組み合わせる際の注意点

バイナリーオプションでボリンジャーバンドとRSIを組み合わせて活用する際の注意点をいくつか記載します。

レンジ相場で有効

先ほども記載しましたが、この組み合わせでの逆張り手法はレンジ相場で有効です。

動きの激しい時には使わないようにしましょう。

片方で判断しない

組み合わせて使っているので当然ですが、

片方のポイントだけで判断をせず、必ず両方のポイントをチェックしてエントリーしましょう。

なかなかチャンスが来なくても、待つことが大事です。

タイミングが大事

先ほども記載しましたが、残り時間とタイミングもしっかりと見極めてエントリーをしましょう。

残り時間が多い時にすぐにエントリーするのも少し危険です。

何度も取引を重ねてタイミングを見極めましょう。

ボリンジャーバンドは誰が考えたの?

ボリンジャーバンドは、1980年頃にジョン・ボリンジャーという人が考案したもので、

価格の変動のほとんどはこのバンドの中に納まる、という統計学を利用した指標です。

考案者のジョン・ボリンジャー氏は今でもたまに日本に来日して講演会などを開催しているようです。

まとめ

今回はバイナリーオプションでのボリンジャーバンドの活用法を記載しました。

バイナリーオプションをやる上で利用出来るツールは山ほどあり、色々見ていくと難しく感じられる事があるかもしれませんが、シンプルに整理をしてみると意外と単純で分かりやすいと思います。

特にこのボリンジャーバンドとRSIの組み合わせでの取引方法は、初心者にもサインが分かりやすくておすすめです。

トレードで試してみる際には、注意点をしっかりと確認してから開始して下さい。

そして、ボリンジャーバンドとRSIを活用しての攻略は多くのトレーダーが行っていて、ある程度信用が出来るものではありますが、それだけを頼りにトレードをするのは止めましょう。

バイナリーオプションの基本や、様々なツールを理解し、自分なりの組み合わせで試してみたりしながら自分に合ったツールの組み合わせを見つけることが大事です。

まずはその第一歩として、ボリンジャーバンドとRSIの組み合わせを試してみると良いと思います。

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